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2018/07/24おむつ交換台等に新基準 米国
米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、2018年7月2日に「おむつ交換台等の新しい義務的連邦安全基準」を承認したことを発表しました。
おむつ交換台の例 CPSCのホームページより
以下がリリースされた内容です。
(便宜のために弊社にて翻訳したものですので、正確性を期するためにCPSCの原文をご確認ください。)
おむつ交換台の例 CPSCのホームページより
おむつ交換台の例 CPSCのホームページより
米国消費者製品安全委員会(CPSC)
Release: July 2, 2018
Release Details

おむつ交換台等の新しい義務的連邦安全基準を承認しました。

ワシントン、D.C. - 米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、おむつ交換台等、それは、おむつ交換台、おむつ交換台の付属品、アドオンのおむつ交換用ユニット、縁付きおむつ交換用パッドなどですが、安全性を向上させるための新しい連邦基準を承認しました。

新しい連邦基準には、ASTM International(ASTM F2388-18、家庭用の乳幼児用おむつ交換台等の消費者安全基準)によって開発された最新の自主基準が組み込まれています。
この基準は、赤ちゃんのおむつ交換台等の使用に関連する危険パターンに対処し、構造的完全性、拘束システムの完全性、ラベルおよび説明書における警告を含んでいます。

2005年から2016年の間に、CPSCの国立電子危害監視システム(NEISS)によると、米国の病院救急部で治療された、3歳未満の小児へのおむつ交換台等関連の傷害が推定39,010人あったと推定されています。

CPSCは、2005年1月から2017年11月までの間に発生した、おむつ交換台等に関わる188件の報告を受けました。
これらの事件には、7人の死者と31人の怪我または健康上の問題がありました。
死亡事案は、赤ちゃんがおむつ交換台等で寝ている間に発生し、主に窒息または仮死に関わるものでした。
おむつ交換台等の構造的完全性の問題は、死に至らない事故に関連する主要な危険でした。

新しい義務的基準であるおむつ交換台等の安全基準は、2019年6月26日効力を発生します。
この基準は、その日以降に製造または輸入されるすべての製品に適用されます。

公衆トイレなどの公的施設で使用されるおむつ交換台等は、ASTM F2285、商用使用のためのおむつ交換テーブルの消費者安全性能仕様基準の対象となり、ASTM F2388-18または新しい義務的基準の対象にはなりません。

委員会は、2018年6月19日に満場一致で(4-0)、この基準を承認しました。

*ASTM F2388-18の内容が知りたい方は、ASTM機構のホームページでダウンロードできます。
PDFが13ページで52ドルとのことです。
申し訳ありませんが弊社では購入をしておりません。ご容赦ください。
日本のSGマークの製品安全協会も、近年は、詳しいSG基準及び検査マニュアルを、ホームページで閲覧はできますが、印刷はできなくなっています。
もし、印刷した物を入用の場合には、それぞれ一部1,000円(本体・送料)+消費税で販売しています。

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